チラうら

心に留まった事柄をメモしておくチラシの裏的な所

入院11日目(G-CSF2日目)

ポータブル心電図がお昼に外れて、すこぶる開放感を感じています。
昨日の身体的解放は、よく考えると毎夜と同じであった・・・。

ポータブル心電図、身体への接着ノリはソフトなのですが、しっとりした感じがして、蒸れるんです。
で、かゆい…

木曜日のシャワー時に、看護師さんに言ったら、人肌用のシール剥がしを持ってきてくださいました。
こんなのあるんや!と風呂上がりにコシコシしたのですけどね、
違うの。これは蒸れてるの。外さなきゃ取れない・・・!

ようやくの解放です。胸元スッキリ!
そんな開放感に満ちていた今夜、一大事件がありました。

寝る直前、枕元に充電中のスマホを置き、寝転んだところ、
充電ケーブルに何かを引っ掻けたらしく、スマホがストーンとベッドの下へ!
ケーブルを引っ張ったら、スマホだけ床に残りました!

Σ(゜Д゜)

やってもた!と慌てて電動ベッドのリクライニング機能を操作して、頭部を上げて右腕を突っ込みました。

スマホに届く右手。しかし動かせない右腕。

( ; ゜Д゜)

一瞬が永遠かと思われました。
もう私はここから動けないのかと。
このままベッドの頭部に右腕を挟まれたまま生きなけらればならないのかと。

いや、手元にナースコールの機械があるから呼ぼう…?
呼ぶ前に看護師さんにこの姿を見られたら、なかなか驚かれるよね。
暗い部屋でさ、枕の辺りで正座してるんだぜ?
わりと恐怖体験だよね。

焦りつつ、変に冷静な事を考えながら、導きだした終結方法は、
「右手で握ることによって、筋肉が盛られて動かせなくなってるから、スマホを離そう」でした。

左手にスマホを渡し、これで無理ならナースコールだ!と腹を決め、
右腕を脱力させる感じに動かすと、無事、引き抜けました。

いやぁ死ぬかと思った(死にません)

入院10日目(ATG5日目・G-CSF1日目)

今日は完璧、最終日。
5日間、完走できました!
連日12hの点滴から解き放たれ、すこぶる開放感を感じています。

すでにピョンピョコ跳び回りたい気分ですが、胸元のポータブル心電図が痛いので自粛。
いや、ウサギの無念が体内で発動するまで跳ねない。
自発的には動かんぞぉぉぉw(例の謙虚さドコ行った)

マジメな話、ここから免疫力がガンガン落ちるため、入院すぐに聞いた話の現実味が増してくる時期になるので、跳び跳ね厳禁です。

ATG点滴中の午後、G-CSFという皮下注射を射たれました。
白血球に含まれる、これぞ免疫力という物質である好中球が低下しきっているとの事で、今日から4日間、注射するんですって。

注射なんて断固反対だった頃(高校生くらいかな)、
皮下注射は痛いと聞いたので、存分にびびってましたが、ほとんど痛くなかったですね。
うん、麻酔注射より痛くなかったです。
施術者の腕前や、打たれ所にも依ると思いますが。

採血で随分と注射自体に馴れたものです…。
「注射1本くらい、チャッと射しちゃって」みたいな。
(同じような針仕事でも、骨髄検査はできるだけ勘弁していただきたく!
 必要になるような病状にはなりとうないでござる。何卒ご容赦を!)

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さて、ネオーラルの袋が新しくなりました。
入院日から飲み始め、金曜日の採血結果からの調整を経て、1袋目(一週間分)を終了しました。

残個数チェック用の四角が終わっても、まだ退院は無理なんやなぁと、ちょっと寂しくなりました。

入院9日目(ATG4日目)

さすがに4日目!副作用、もう出しません!(軽く出た)

残念ながら、ちょびっと出ました。
顔が火照った程度なので、ほぼ実害なしって感じですけども。

ステロイド剤を入れようかというタイミングで、看護師さんと話してたら「お顔に赤みが…」。
「あ、ほっぺたに火照りを感じる気が…」というやりとりになって、
そそくさとステロイドを注入したら、そのまま退きました。

中断なく、50ml/hという流量で流し続けたので、19時頃には残り100ml程になってました。

今日は早く終わる!消灯時間には寝られる!
そう思っていたら、25ml/hに流量調整されまして、完了が24時になりました・・・。

まぁ、好き勝手にウトウトしてますし、
消灯時間を過ぎてからも合法にゴソゴソできるので、ええっちゃええんですけどね。

入院8日目(ATG3日目)

前日のアレルギー反応を踏まえ、今日も一層の対策を取っていただいたのですが、
顔の下部に皮疹(かゆみ)が、夕方と夜の2度出てきて、約30分の中断をはさみましたATG3日目。

怪しい時間帯に先生や看護師さんが様子を見に来てくださるので、副作用をネタに話をするのですが、
「口腔内がピリピリしたり、呼吸が苦しくなると、ATG治療は続行できない」そうなので、
「身体のかゆみだけで済んでるからありがたい」と言いました。

おそらく医療的ベストは、副作用もまるっと制圧する事なのでしょうけど、
私としては挑戦権を続行できる事が大事。

ATG治療の効果がどうなるのかは、すぐに分からないけれど、
中止になるよりは予定通りの量を入れたい。
少量だったからイマイチになった、満量だったら効かもしれない。
そんな事になったら悔しい。
だから、挑戦権をキープし続けられる程度の副作用で済むのはありがたい。
そう思って頑張ります。

ATGの点滴って、ウサギから作られてるそうなんです。
10年前まではウマからも作られていたそうなのですが、
ウマもウサギも一体から採れる量が同じなので、ウサギのみになったとか。

初日の夜、皮疹に薬を塗り込みながら考えていたのですが、
これは存分に跳び跳ねられずに薬になってしまったウサギちゃん達の無念さの表れかなぁと。
それなら多少は苦しんでも仕方がないかなと。
でもね、その無念さを晴らすために、私が代わりに跳び跳ねてあげられるように、私を元気にさせてくださいと。

どんな行程で製薬されているかは分からないけど、
高級な食肉みたいな待遇は受けないだろうからなぁ。

これ以上ないくらい謙虚な気持ちで、
後の効果と現在のかゆみが退くことを祈りながら、無心に薬を塗り込んでいました。

一日空いたら、もうすっかりケロリとしたものです。
ゲンキンだわー

入院7日目(ATG2日目)

ATG2日目です。
昨日のアレルギー反応を踏まえ、ステロイド剤を2段階に分けて注入になりました。

初日は朝に一括注入したのですが、朝と夕方に分割注入で、薄く広くアレルギー対策をするという事ですね。

結果としては、ちょっとアレルギー反応が出ました。

前日も出た18時頃、顔が火照ってきたなぁと思っていたら、ブツブツしてきました。
ちょうど主治医の先生が来られてお話していたので、早急に対応してもらえました。

なので、しばしの中断とステロイド剤の追加とで済み、23時頃に終了しました。
かゆみがなかったので、終盤は眠気に負けてウトウトしておりました。