チラうら

心に留まった事柄をメモしておくチラシの裏的な所

入院19日目

入院して、時間的にもジャンル的にも、普段は見ない番組をいろいろ見ています。
個室なので点けっぱなしにできるのがありがたいです。
イヤホンもテレビカードも使わなきゃとなったら、ケチって点けないであろうと思いますし、確実にストレスが溜まってそうですw

朝、がっちりマンデーを観ていたら、『結果にコミットする』で一躍有名になったライザップの回で、
ライザップは何故、結果にコミットできるかという話をしていました。

仕掛けはいろいろありますが、キーポイントはトレーナーさんだなと思いました。
トレーニング中などに気持ち良く褒めてくれるんです。

「そう!いい感じですね!」みたいな感じの、合いの手的な褒め。
フォームが崩れたら、ちゃんと修正点を指摘してくれる。
「しっかり見てもらってる・・・!」そう感じて頑張れる。

見ていて思いました、ライザップのトレーナーになりたいと。
言われた人が気持ち良くなるような感じに、褒めたり指摘したりする事ができる人になりたいと。

やりたいところを落とし込むと、ライザップじゃなくてもできる話なんですよね。

実際に、今まで働いた職場にも『注意を受けているのにヤル気が満ちてくる言い方の人』がいました。
起こしたミスを心底反省しつつ、この経験を活かして前向きに頑張ろうという気持ちになるのです。
具体的に誰だったというのを思い出せないのですが、ありがたいことに今の職場でも経験があります。
私はそこそこベテランの立場なので、あまり注意される機会が少ない、また検証もしたくはないので、誰か謎なままで過ごしたいと思いますw

次回、新人研修を任される時に、ヤル気を引き出す褒めを試してみたいなと思いました。
そもそもの仕事復帰がいつになるか分かりませんが。

「ちょっと待て!実践するのは自分の仕事の時だけじゃなくて良いんじゃない?いま働いてる人にも言おうぜ!」と気付いて、看護師さんに伝えてみることにしました。

ちょうど今日の担当看護師さんが、シャワー前にしてもらうカテーテルのパッキング作業が一番お上手なんですよ!
合理的で、早くて仕上がりが綺麗。防水性最高。安心感抜群。後輩になりたい。(看護師転職の予定はありません)

しかし、いざ伝えようとすると、ちょっと緊張しました。
『軽く褒める』という行動、意外と高いハードルでした!
足腰ヨボヨボでも跨げる低さと思っていたのに。なんだかショックです。
やだ…息を吐くように他人を褒められるようになりたい・・・!

いっそ、他人だけでなく自分も褒めてみるか。
自分を褒め、細胞を褒め、血球数を上げる作戦!w

実は今朝、ネオーラルを飲む際に、指先を容器の端で切ってしまいました。
始めはテキトーに押さえて止血していたのですが、5分経っても止まらず、「これは血小板が少ないせいだ。もっとちゃんと向かい合わないと!」と気付き、真剣に切れた所を押さえ付けること10分。
しっかりと止血できました。
「やったぜ!よくやった!ちゃんと止められたね!血液もよく止まったね!傷口はちゃんと保湿してあげるから、もう血が流れないようにするね!」

体と血液の細胞とに、感謝と労りの言葉を・・・うん、やり過ぎかな!
でもなんか、ちょっと気持ち良いかも。もうちょっと頑張れそうな気がしてくるw

明日の夜から、半年に渡り飲み続けないといけない薬が始まるのですが、注意事項が厳密で、キチンと飲めるのか不安なのです。

ちゃんと飲めたら自分を褒めよう。そしたら翌日もちゃんと飲める気がする。