チラうら

心に留まった事柄をメモしておくチラシの裏的な所

『夫婦』について考えてみた

津川雅彦さんの訃報を朝のワイドショーで知りました。
朝丘雪路さんと揃って出演された番組や、亡くなった時の会見など流れていました。

私が10代の時からとても素敵だなと思っていたご夫婦なのですが、何をキッカケでそう思ったのか、流れた映像の中にありました。

津川さんが妻に求めること
「家事をする、それは求めていない。そんなのお金さえ出せば、お手伝いさんを雇えますから」
「妻にしかできない作業、それは夫を見つめること」

前半は覚えていたのですが、肝心の後半は全く覚えていませんでした。が、今日、映像を見て、「これはホレるわ」と思った当時の心境を納得すると共に、「自分は何を夫に求めているのだろう?」と考えました。

ちょうど数日前の朝にした、夫とのLINEを思い出しました。
夫「働きたくないでござる」
私「入院費を稼いできてほしいでござる❤️」
 「目指せ、ZOZO社長超え!w」
夫「よくわからんけど、それは無理」
私「さすがにそこまで求めてない」

『夫に稼いでもらって養ってほしい』そんな気持ちは微塵もない、その点に気付きました。
実際のところ、『自分は働けないので養ってもらわないと困る』という現状はありますが、働ける状態であれば働きたい(めんどくさい時もあるけれど)です。二人分の生活に足りなかったら、二人で稼げば良いよね!という気持ち。

なので夫から「ヒモ生活したいから養って。がんばって働いて」と言われたら、離婚する!と答えそうな気がしてきた(笑)
私の稼ぎが良い仕事をしていて、夫が専業主夫になるパターンはアリですけどね。それはちゃんと分業になるから良いのです。

具体的な話と変な妄想に走ってしまい、長くなってきたので、この辺でまとめます。

『自分は夫に何を求めているのか』
『夫は自分に何を求めているのか』
そして『それに応えられているのか』

今まで気にしたことがありませんでしたが、この機会に夫と共有してみたいと思いました。
来週はお盆休みで時間もあるし、ゆっくり話すにはちょうど良いタイミングですね。

余談にはなるのですが、タイトルを『夫婦』についてと、敢えてカギカッコを付けた話を。

昨今、LGBTの方の話がたくさん出てきています。
私としては自分の性別や好きになる人の性別とか何にも悩んだことがないので、そういう意味では気持ちの理解はできないと思うのですが、『自分が自分らしく、気持ち良く生きられるんなら、なんでも良いじゃん』『子孫を残す事が人間の全てじゃないでしょ?人間って単なる生物じゃないんだから』という考えを持っています。

一般的にイメージしやすいジャンル程度の意味で『夫婦』を使いましたし、今後も使用する所存ですが、結婚という制度を使っていてもいなくても、使えなくても、一緒に生きたい人がいる、その相手をどんな言葉で表すか。例えば『伴侶』『カップル』とか『パートナー』とか。様々あると思いますが、表現の違いだけで意味は全て同じ。

その相手とどう想いあっていくのか。
そこに余計なことが入らず、向き合えたら良いなと思います。