チラうら

心に留まった事柄をメモしておくチラシの裏的な所

怒鳴り声の影響

昨日、母と出掛けまして、ドラッグストアに寄りました。

お会計時、ちょうどレジに長蛇の列ができていて、10分弱は並んだかと思います。
その間、明後日の方向を見ながら、レジの店員さんの声をぼーっと聞いていました。

すると急に怒鳴り声が聞こえてきました。
「ポイントカードなんか使わんっ!あんなもの!
 ××××××××(聞こえない)じゃ!あんなんっ!××××××!」

声の主はお爺さんでした。わざわざ姿は見てませんが、
「うわぁ、めんどくせーなー」と思って聞いてました。

単に店員さんは、持ってるかどうかの確認をしただけなのに、
自分はポイントカードを持たないという主張を声高にする。
論点が違いすぎる。そんな事を聞きたい訳ではない。

別に持ってないなら「ない」、
勧誘に先手を打ちたいなら「いらない」、
一言で済むのに、何をギャーギャー喚くのかと。


今日たまたま見た記事で、昨日の出来事を思い出しました。
ameblo.jp

自分に非が全くないのに、怒鳴り声を聞くと、
気持ちが摩耗するような虚しさを感じていたのですが、
この記事を読んで、なるほどと思いました。

なお話の続きですが、
ポイントカードに対する主張が、
興奮しすぎて言葉にならなくなったタイミングで、
レジのお姉さんが「かしこまりました。〇〇円のお買い上げです!」と
通常のトーン(さわやか営業声)でお会計処理を進めたので、
強いな!と尊敬したのでした。

相変わらず、私は明後日の方向を見たまま聞いていたので
お爺さんのテンションの下がり具合等はわかりませんが、
(たぶん距離的にしっかりとは見えなかったと思います)
普通に代金を払って帰られたようです。

戦う価値すらない、そんなレベルの理不尽を
スルーできる人間に私はなりたい。