チラうら

心に留まった事柄をメモしておくチラシの裏的な所

『いただく』の使いすぎではないかと思う話

料理番組が好きで、よく見ます。
見て、簡単そうなら覚えて試す程度で、本を買ったりはしませんが。

自分にも作れそうかなぁという視点でぼーっと眺めているのですが、ふと気になるのが講師の人の言葉遣い。
よく聞くのが「いただいてください」や「おいしくいただけます」。

料理学校の先生や料理人の方は、ほぼ使わないのですが、料理研究家の方は「いただく」をよく使われているように感じます。

特に「いただいてください」は、個人的にめちゃくちゃ気になるんです。

いただく(頂く・戴く)は謙譲語なので、『~ください』とセットになるのはおかしくない?
「召し上がってください」じゃない?いっそ「お食べください」でも良いと思うのですが、いかがでしょうか。

『いただいて』の時点では、講師<視聴者
『~ください』の時点では、講師>視聴者
のように感じるのですよ。

なので、「いただいてください」が成立する世界を考えると、『偉大なる食物様の命を、私ども些細な存在である人間が生きる為に頂くのですから、このように調理を致しますと、より美味しく食べることができます』。
関係性で言うと、食物>>>>>講師>視聴者
くらいの感じであれば納得できるw
なんて妄想してました。

まぁ、「言うてる自分の言葉遣いはどうやねん」と己に突っ込みつつ。
テンパったら何を言うやらわからへんし(何を言うたかもほとんど覚えてないし)、接客の仕事をしていた時も「ありがとうございました」が噛み噛みでしっかり言えなかったことも多々あるし、我が身を振り返ると「お前が言うな」感100%です。すみません。
今後、何らかの機会があれば気を付ける所存です。
その為にもブログという形でアウトプットしておこう。