チラうら

心に留まった事柄をメモしておくチラシの裏的な所

入院4日目

入院して初、夫が来ました。
平日の仕事帰りが19:30位になるため、基本的に土日のみ来てくれる予定です。
「個室やから多少は大丈夫よ」と言われてますが、さすがに気が引ける…w

事前に用意していた追加分と、入院後に追加したものと、
母の負担を減らすため、実家に寄ってもらい洗濯後の物を引き取ってもらったのと、
たんまり持ってきてもらいました。

かたじけねぇ・・・

入院後に追加したものというのが、電気ポットです。

前日、主治医の先生との話で出てきたんです。
「電気ポットを持ち込んでもらっても大丈夫ですよ。
 それでカップ麺を作ってらっしゃる方もいますし。
 煮沸してもらったら、ここの水も飲んでもらって大丈夫ですよ」

マジで?w

カップ麺は食べないにしても、お白湯ダイスキ人間としては欲しい。
ペットボトル飲料が切れたら、どうやって水分を補給すれば良いの?!
と不安に思っていたので、即行で夫に連絡して、仕事帰りにポットを買ってきてもらいました。

ちょうど自宅の電気ポットの動作が怪しくなっていたので、うまいこと言うて新品ゲットですw

持ってきてもらった物を設置したり、棚に収めたりして気付いたのですが、
動悸がしない・・・!(もちろん死んでる訳ではなくw)

いつもなら、少し動いて座ると、ふわーっと動悸(というか脈動)を感じていたのですが、それがないのです。

輸血によりヘモグロビン値が増えた為、体内を巡る酸素量が増えて、いつもより動ける様になったという事なのでしょう。
ありがたや。

なんかこういう体験をすると、嬉しくなって自分も献血をしたくなるのですが、現状は自力で賄えないんですよね…。
まずは輸血に頼らない身体になることが第一ですね。

入院3日目

今朝は採血がありました。
初のカテーテルからの採血、めっちゃ楽でした!

取ってくださる看護師さん的にはどうかしらんけど、
取られる側としては、勝手にピュルーっと出ていくので楽です。
なんぼでもどうぞ!って感じw

で、この採血の結果、ヘモグロビン値が低いので、輸血になりました。
急がずとも大丈夫な数値ではあるらしいのですが、ATGの最中に輸血が必要になった場合、どちらの副作用かわからなくなるので、
今のうちに赤血球をちょい足しだそうです。

初の輸血でドキドキしましたが、特に何もなく、無事に吸収されました。
ありがたや、ありがたや。
この1パックに幾人の方の献血が入ってるかわからないけれど、ありがたい塊やなと思って見てました。

過去に2度、献血にチャレンジした事があるのですが、数値不足でできなかったんですよね…。
(おそらく既に病気だった)
普通のと成分献血と、やってみたかったなぁw

輸血前、免疫力低下に備えて、肺炎予防の吸入をしたのですが、
コレがまぁ、痛かったです、肺。

呼吸方法がおかしくなるのか、薬が入るからなのかわかりませんが、肺の下部がものすごく痛かったです。

楽になったなと思いきや、溶かした分の薬が切れている…
看護師さんに薬を追加してもらって再吸入すると痛い…
「肺炎を起こしたら大変なので頑張ってくださいねー」と明るく言われつつ、悶えてました。

はい、がんばりました(疲弊)

定量を分けること3回分、吸入おわりました。
また明日もやるんかな?何回もやるのはツラいなとドキドキしてます。

入院2日目

夕方、カテーテルを入れました。
左肘の静脈からスススッと約45cm、心臓直結。

いやぁ、地味に痛かったです。
もちろん麻酔アリですが、針が刺さった状態でグリグリされる感じで。
(おそらく管を押し通している衝撃が)

左胸に感じる異物感があります。(たぶん気のせいのやつ)

これ出す時どうするんやろう?が既に気になっております。
ピュルンって出すのかしら。そんな訳ないか。

今日は夕方のカテーテル挿入までは、のんびりしたものでした。
と言いつつ、シャワータイムが忙しない感じでしたけどね。

昨夜、消灯時間後に、シャワーしてなかった事に気付いて、ササッと入ったのですが、看護師さんから注意されました。(そらそうや)

今後の治療で貧血が進むと、ふらつく事がでてくるかもしれない。
若いから転倒の危険を普段は感じないと思うけれど、ふらついて転倒する可能性がある。
血小板の値が下がっているので、転倒した時に、打ち所が悪いと脳出血とかを起こす可能性がある。

なので、夕方までにお願いしますと(そらそうや)

最悪のケースの話を神妙に聞きつつ、肝に命じつつ、
私、どんだけ繊細になるんですか?!wという気持ちがフツフツしてました。
笑い事ではないんやけどな。

幸か不幸か、カテーテルを入れる事により、
ガッチガチに防水してもらわないといけないので、
シャワーの件は安心ですね。

また来週月曜日から始まるATG治療が、10時開始だそうなので、
シャワータイミングが固定される見込みです。

入院1日目

朝、夫が起きてから家を出るまでの約1時弱、仮眠を取ったのみで入院しましたw

入院準備をしている間にはらりと出てきた
花王のめぐりズム蒸気の温熱シートを目に付けて、布団で休むこと1時間。
夫の「そろそろ会社いくね」で飛び起きました。

飛び起きたと言いつつ、寝ていた自覚もないほど熟睡してましたね。
そして目覚め超スッキリ!
緊張感と温熱シートの為せる技でしょうか。

母とタクシーで病院へ向かい、入院手続き。
個室のクリーンルームに案内されました。

昼食後に歯科で口腔クリーニングを受け、
心電図と胸部レントゲンを撮って、本日の予定終了。

歯科で受けた注意が、かなり衝撃的でした。

唇と口内の乾燥を防いでください!という事なのですが、
今後の治療で免疫力が下がることにより、唇の乾燥割れした所から細菌が入って感染症にかかるかも。

また口の中が乾燥することにより、歯が口内にくっつくのを発端に、口内炎の原因になる。
口内炎ができてしまうと細菌が入って(以下同文)。

私、どんだけ繊細になるんですか!?w

さすがにその場で突っこめませんでした(驚きで)

唇の乾燥対策にワセリンの様な薬を処方され、
口腔の乾燥対策は売店で口腔保湿液という物を買うように指示されました。

口腔保湿液、2000円弱というお値段でした。
入院するのに大金は持って入らないと思っていたら、結構なカツカツな額の出費になりました(笑)

売店でくじ引きをしていたのですが、この買物で2枚引けて、リプトンの紅茶が当たりました!
ラッキー!幸先いいね。
ティーパック、あまり飲みようがないけど…w

入院前日

朝、夫を見送ってからバタバタと用意しています。
入院に持っていくタオルやパジャマを洗濯して、乾かして、畳んで。
本当は前日のうちにしたかったけど、夫の実家に顔を出したら、体力がきれましたw
サーキュレーターと扇風機をフル稼働させ、なんとか乾かしました。

他にもスキンケア用品やお菓子、暇潰し用品など、必要とするものを分けて、
更に優先度に応じて、自分で持って入るものと後々に追加で持ってきてほしいものとで分け、
差し入れ希望のものは写真を撮って、「この袋を持ってきて」と指示しやすくしておきました。

横になりたいなと思う瞬間もありましたが、
「明日以降はなんぼでもダラダラできる!」とちょっと無理しつつ、
携帯ゲームタイムをはさみながら、ゆるゆると。

家の中の物も、夫がおそらく探すであろうもの(洗剤とかの消耗品予備棚や冷蔵庫の中)の写真を撮っておきました。

「〇〇は?」「この写真の左側にある」みたいなやりとりが発生するであろう予感しかないです。

それでも「んーーわからんーー!」とキレる夫の姿が見える・・・w