フレイルとサルコペニアの違いを学んだ
春先から気になっていたワード、フレイルとサルコペニア。
新型コロナウイルスの影響や、
個人的にはそれ以前(かれこれ1年前ですね)の食欲不振による拒食状態から起きた筋力低下で、耳にする度にドキッとしてました。
高齢者がなるものというイメージしかないのですが、
筋力低下に至るまでの己の状況を振り返ると、まさしく身体的フレイルなんですよね。
キッカケは加齢ではなく、食欲不振なのですけど!
(ここは輝度100%のペッカペカに明記しておきたいw)
10mtv.jp
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フレイルもサルコペニアも難しい言葉ですが、まずフレイルは日本語でいうと「虚弱」です。加齢とともにだんだんと体のあちこちが弱くなり、食も細くなってきて、寝たきりになってしまう状態を思い起こしていただけば、イメージが湧くかと思います。
フレイルの中心的な病態は、加齢とともに四肢の筋肉が減ってきて、歩行が困難になってくることです。これをサルコペニアと呼びます。
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日本語では「虚弱」「衰弱」あるいは「老衰」といった言葉で表現されてきました。
しかし、こういった病態は「年のせいだから仕方がない」「だれでもこういうコースをとる」ということではなく、予防もできるし、途中から運動や栄養など、さまざまな介入をすることによって、元の元気な状態に帰り得ることがわかってきました。
そういった認識がだんだん高まってくるとともに、ポジティブな面を持たない「虚弱」という言葉への疑問が出てきました。
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フレイルは、主に身体的フレイルが問題になっていますが、フレイルの概念は非常に多面的です。
社会的フレイルには独居や貧困、老老介護なども当てはまるかもしれません。精神心理的フレイルとしては、認知機能低下やうつなどが当てはまります。ということで、身体的フレイルとしては、単に歩けなくなるだけではなく、いろいろな側面があることをぜひ覚えていただきたいと思います。
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余談ですが、
私として理解しやすい関係性は、パスタとスパゲッティに相当かなと。
(フレイルがパスタで、サルコペニアがスパゲッティ)
用語がわかったところで、
改善の為にできることは“地味な筋トレ”しかないのですけどね。
歩けなくとも歩く、立ち座りのタイミングにスクワットをはさむなど、
衰えた筋肉を再び鍛えるしかないようです。
そうしないと、どんどん動けなくなる。
そこは母を見ていて実感してました。
亡き祖父の生前、加齢のために歩くスピードが遅くなった時、
歩調を合わせて歩いていた母の速さ基準も遅くなってたんですよ。
たまに私と2人で出かけると「速いなぁ」と言われてました。
その後、糖尿病の影響で足の指を切断した事もあり、足がより不自由な感じになってしまいました。
「スクワット?そんなんできへんわー」と言われました。
いや、椅子に座ったり立ったりができるならスクワットもできるはず(使う筋肉は同じやねんから)。
と思いつつも言えず。
同居したいと言われてるので、同居したら一緒に散歩へ行きましょうかね。週5くらいで。
2人で足の筋肉を鍛えましょ。