チラうら

心に留まった事柄をメモしておくチラシの裏的な所

入院18日目

朝から退院準備ですw
正確には退院に向けての荷物整理ですが。

月曜日の採血結果で退院日を決めると担当医からも話がありました。
私の予想では水曜日かなと思うので、パジャマやタオルの不要になりそうな枚数は、週末のうちに持って帰ってもらわないと。

月曜日に個室から出る予定でもあるのですが、逆に必要になりそうなものが出てきそうで不安です。

異様な引きの良さを発揮した2日前の夕食以降、特段の希望を持つことなく、毎食おいしく、出てくる食事を食べてます。
assaqui.hatenablog.jp

昼食の時に、ふと『足るを知る』という言葉が浮かびました。

入院食、「食べたいものが出てきた!」と喜んでいますが、求めている食感には足りないんです。
揚物の衣、もうちょっとカリッとしていたら!
せっかくのラーメン、ベストよりちょっと麺が伸びてる!
喜びつつ、チラリと不満が過ってしまうのですが、そこは仕方ない。店舗で食べる訳でなし、それは求めてはいけない。
配膳されるものとして、十分これは美味しい。

そう思って食べていたら、浮かんだ言葉が『足るを知る』でした。

今日のお昼ごはんは白身魚のフライだったのですが、きちんと骨の処理などされていて、お魚がすごく食べやすい。
母にも言ったのですが、「出てきてテンションが上がるのは肉だけど、お魚が嬉しい」。

入院食は、なんの躊躇いもなく丸かぶりしても、身と柔らかい皮しかありません。
反して自宅では、食べる時に出せばいいじゃないと、鱗や骨を取るなどをしないので、無心にパクパク食べられないんですよね。

なので魚メニューだと、食べやすさを堪能しながら食べています。
またお肉も然りで、筋が固くて食べにくい事もありません。

入院食で無心に食べられるという魅力を覚えてしまいました。
退院したらどうしよう!今までよりも調理に時間が掛かってしまうw

入院17日目

昨夜はものすごく快眠できました。
一眠りして目覚めたけど、目が開けきらないまま再就寝。
次に目が覚めたのは起床時間である6時過ぎでした。

「17日目か、早いものだなぁ」
寝起きにそう思っていたら、午前中に退院へのスケジュールが出てきました。

退院の見込みというか、準クリーンルームでの軟禁生活の終焉。

部屋の掃除をしていただいているタイミングで部長回診があり、順調に回復してきているというやり取りをしました。
で、その去り際の看護師長さんの言葉が、
「お部屋の準備ができたらご案内しますねー」

ん?んんっ?えっ?寝耳にウォーター!藪からスティック!どういうこと?
急展開過ぎて思わずルー語になってしまう。

まだクリーンルームからの外出許可も貰ってないんですけど!えっ?ここ出るの?部屋移動?
ちょっと待って、ごめん!荷物が多すぎて大部屋移動は無理よ!
と思いながら電気ポットを片付けました。

いつもなら看護師さんがベッド上にコロコロをしに来るのですが、来ない…。
ベッドの使用主が代わるから、寝具の埃取りなど必要がないということか。

もう今日、移動するんだ…と思って過ごしていたら、主治医の先生が来られて、「ベッドに空きが無かったので、週明けに移動してもらいますね」と。
ようやく一安心しました。

主治医の先生の話のメインは、今日の検査結果が良好だったこと、来週からレボレードという薬を飲むこと、ステロイドが点滴から飲み薬に変更になることでした。
その結果が良ければ、来週末にも退院可能とのこと。

やっぱり退院手続きは平日にするだろうから金曜日かなぁと、心持ち浮かれつつ過ごしていました。

夕方、来週から飲む薬についての説明をしに薬剤師さんが来られたのですが、その時には「早ければ来週の半ばには退院」という一言をゲットしまして、浮かれ度が加速しました(笑)

浮かれ度は上がりつつ、レボレードの注意点が不安で仕方ないです。
食後2時間空ける&乳製品の摂取後は4時間空ける
晩ごはんにチーズが使えない・・・。
普段あまり食べないのですが、うっかり使いそうで危ないなぁ。

最終的に聞いた退院情報は、夜、看護師さんが検温と血圧の測定に来られた時のもので、月曜日の朝の検査結果で退院日を決める予定だそうです。

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今日の検査結果を反映して、ネオーラルの量が調整されました。
朝の時点では、最終日はまだ居るんだろうなと思ってたけど、退院している可能性が…高い!?

入院16日目

今日は久しぶりに結婚指輪を着けました。
ATGの前日くらいに外して以来、朝から無性に着けたくなりました。
着けて5分も経たないタイミングで、ハンドクリームを塗るために外し、午後のシャワーをキッカケに外したら、もう着け直す事を忘れて過ごしてしまいましたけど。

そんな今日は異様な引きの強さを発揮しました。
晩ごはんに!

お昼、母が来てくれたときに話してたんです。
「生麺タイプのラーメンのね、プリッとしたのが食べたい」と。

汁もの枠で、うどんが出てきた実績はあるんです。
でもまぁ、うどんは出汁に麺っていう組合せだからアリでしょと。
「でも病院だし、さすがにラーメンはないよねー」と言ってたら、出ました!
しかも好物の塩が。

まさかやったわぁ、嬉しいわぁ。と即完食しました。
で、次のおかずに手を出した訳ですが、ここでも私が「良いなぁ」と言った物がありました。

薄味に炊いた魚の切身の上に長ネギが載っていたのですが、
前日にテレビで、鶏肉ステーキの上に長ネギを載せた物を作っていて、
「長ネギ良いねぇ!甘くて美味しそう!」って呟いたんですよ。

なに?なんなの?私の一言でメニューが決まってるの?え?こわいw

そんな風に考えてしまうくらい、良いと言ったもの尽くしでした。
折しも窓から見える景色が、夕暮れ時の良い時分で、この世の全ての祝福を受けているかのような気持ちになりました。

月曜日にはメニューは決まっていて、公表もされているので、単なる偶然でしかないハズなんですけどね。

入院15日目

8月になりましたね。
入院する日には、8月なんてまだまだ先だと思っていたのに、ATGと共に過ごした5日間のせいか、あっという間でした。
これから退院までは、そこまでのイベント事が無さそうなので、時間を感じるのかなぁ。

入院してから睡眠時間がフリーダムです。個室じゃなかったら怒られるやつ。
睡眠時間だけでなく、実は寝方も酷いですw

元々、部屋が真っ暗だと怖くて眠れないタイプなのですが、
病院なので余計に怖い!と思ってしまって、出入口側の電気を点けたまま寝ています。
ちょっと明るすぎるので、手元にタオルを掛けるなどして調整してます。

この明るさが安眠妨害の原因かもしれませんが。

一眠りしたら目が覚め、お手洗いに行き、1h~1.5h程度起きてます。
そして再び眠気に任せて眠る。
そんな毎日です。

今朝は目覚めたのが4:30だったので、開き直って起床してみて、
朝焼けが始まる前の、穏やかな明るい街並みを眺めていました。
近くに高層建築がないので、病室からの眺めが結構いいんです。
諦めていた花火大会も見られて、この時期に入院して良かったw

話を戻します。
朝までスッキリ寝られない原因は、明るさだけではありません。

寝相と暑さ。

暑さの方は冷房の効き具合に依るもので、前日に記した通り。
assaqui.hatenablog.jp
ふらつき対策でやった結果、まさかの快適になりました。

もう一方の寝相。
横向きに丸まるのが一番寝やすい姿勢なのですが、ベッドの幅的にどうにも。
普段は床に布団で寝ているので、多少、足が出ても気になりませんが、ベッドだと宙に浮きますからね、気になります。

よっぽど眠ければ、どんな姿勢でも寝ますけど、消灯時間だからという理由で横になっても寝付けない・・・!

また寝返りをあまり打たない寝相が響き、目覚めた時に身体(特に腰)が痛くて、すぐに寝直せません。
一度寝のダメージを癒し、再び睡魔が来るのを待つ。
そんなスタイルが入院3日目にして、できあがりました。

ATGのアレルギー対策で使われているステロイド剤の副作用に不眠があるのですが、おそらく関係ない不眠ぶりですね。

気にしない。『夜にグッスリ眠れない』なんて気にしない。
眠くなったら何時でも寝られるんだから。
やらなきゃいけない仕事だってないし。
暑い最中をフラフラになりながら歩く必要もない。
個室だし。
治療に支障をきたすなら考えないといけませんが、今のところ良好らしいですし。
グッスリ眠れない事を気に病むより、開き直って過ごします。

ただ一つ、巡回の看護師さんに驚かれるのが難点。
消灯時間前に睡魔がきて寝てただけなのに、心配して起こされました。
申し訳なし。

入院14日目

担当医に腕の大きな紫斑を見付けられました。

こういう出来事がありましてできましたやつ
assaqui.hatenablog.jp
1cm程の大きさなのですが、関節の窪みにスッポリと収まるので気付かれないのです。
(事件翌日、夫が来た時には出来ていて、見付けてくれた)

「あの…、由来がちゃんと、あるやつなんで…」と由緒正しい紫斑であるというよくわからないフォローをしたところ、「お茶目ですね」って返してもらいました。テヘペロ

はい、ワタクシ、そそっかしさから自滅するタイプですね。
入院時に聞いた血液数値の低い時に転倒して命の危機という展開、
十二分に可能性があると思ってます。
なので、週末から襲われているふらつき対策、かなり本気で考えています。

入院開始時から、空調との闘いを地味に繰り広げているのですが、ちょっと方法を変えてみました。

今までは冷やしすぎない室温27℃に設定&布団を膝掛けして身体を冷やさない。
この策のデメリットは、室温が安定すると冷房が停止するのですが、体が暑くなってからしか部屋を冷やしてくれない。

冷やすよ!(寒い…)→冷やしたよ!(適温)→(暑い……)動かないよ!→(暑いんですけど!)まだ動かないよ!
という感じで。
消灯のタイミングで暑いと全く寝付けないんですよね・・・

で、新案。
ちょっと冷やしめ室温26℃&己の服を暖かめにする(靴下必着、パジャマを厚めにしたり腹巻きを巻くなど)。

温熱じんましんのようなアレルギー持ちなので、体表面を冷やす事で、体質的なかゆみリスクが高まるのですが、ふらつくよりマシかなと。
空調の良い部屋にいると、単純な乾燥で、体の水分が奪われますからね。汗をかいてなくても。

昨日から試しているのですが、26℃に設定すると、冷房の強弱がほとんど出なくなりました。

この策のメリットは、もう一つあって、
それは看護師さん達に室温がめっちゃ好評という事ですね。
皆さん、動き回ってるから、ちょうど良い涼しさの部屋がここに…!という状態。

さて夕方、歯科の先生による虫歯箇所のチェックありました。

痛みはないけど、埋めてもらった薬が取れてきて、食べたものが埋まりますwという話をしました。
肝心な所までは取れていないので、そのままでーって帰られました。
口内炎などのトラブルも起こってないため、安心して大丈夫そうです。